Mac サーバーでのソフトウェア・アップデート・サービスのセットアップを行ってみました。クライアントの数は非常に少ないのですが、開発環境などの整備を行おうと再インストールなどを行うと、Snow Leopard のセキュリティアップデートは 1GB 越えだったりで、失敗してやり直しとかなると結構時間がかかったもので。
サーバの設定
「サーバ管理」アプリケーションで「ソフトウェア・アップデート」を有効にして、アップデートを置くディレクトリを指定して、すべてのアップデートを自動でコピーする設定にして「開始」。
デフォルトのままのポート 8088 にしたので、そちらにアクセスしてみるとエラー!アップデートをダウンロード中はまだファイルがそろっていないだけでした。
クライアントの設定
「ターミナル」を開き(macserver がサーバの完全修飾ホスト名として)
$ sudo defaults write /Library/Preferences/com.apple.SoftwareUpdate CatalogURL http://macserver:8088/index.sucatalog
確認は
$ defaults read /Library/Preferences/com.apple.SoftwareUpdate CatalogURL
元通りにアップルのサーバに戻すには
$ sudo defaults delete /Library/Preferences/com.apple.SoftwareUpdate CatalogURL
確認バージョン
- サーバ
- Mac OS X Server バージョン 10.6.8
- クライアント
- Mac OS X バージョン 10.6
参考情報
- アップルサイトの記事: HT4069 Mac OS X Server v10.6:複数のバージョンの Mac OS X クライアントでソフトウェア・アップデート・サービスを使う